おめぐり庵

私たちの活動➖動画集

Our activities ➖YouTube channel&TV channel こんにちは。おめぐり庵のベン&昌美です。 こちらの動画では、私たちの暮らし、農作業の様子、建築の様子、様々なプロジェクトを観ることができます◎ 是非観てね☆ Hello there!! Our activities are on the YouTube channel below. Check it out! ↓ ↓ ↓ おめぐり庵のYouTube サイト『Jinen-do』 https://youtube.com/channel/UCDq7ApL3QXHVeH0FsAmdBIQ 愛媛ローカル番組『ヒメラバ』に出演 第1回目 https://youtu.be/c9C_JQ4dAhI 第2回目 https://youtu.be/96FkSlDpUqU ...

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2022年米づくり 浸種4/1〜種籾おろし4/12

季節が一周するのは早いもので、今年も稲作の時期がやってきました。私たちにとってこれが3度目の米づくり。 今年も去年に引き続き、ハッピーヒル(うるち)と古代赤もち米をつくります。去年、ハッピーヒルは雑草を寄せ付けないレベルで育ち、草取りの必要さえありませんでした!そんなバイタリティ溢れる種籾を使います。 ハッピーヒルの種籾(おめぐり山産) 2年目 4月1日新月新しい月の始まりと共に今年の種籾のお目覚め。おめぐり山の川水に浸けて浸種をし始めました。10日間くらいかけてゆっくりと水分を吸収してもらい、発芽を促します。 水温9〜10度 11日間ほど浸けることにしました 今年は、ポット育苗はやめて、田んぼの一角に用意した苗床に直に種籾をおろし育てます。いわゆる昔ながらのやり方でやってみることにしました。(去年実験的にやってみて良い手ごたえがあったので) というわけで、種おろしの前にてるみさんと一緒に苗床づくり。 土の塊を砕いて トントンとたたいて表面をならします。この道具はベンがつくりました。 そして、4月12日、稲の種籾を大地におろしました◎ ベンと私とてるみ師匠、お馴染みのお山の3人組で仲良く作業です。 土にしっかりと水分を含ませます 籾を撒いた上から藁と草をパラパラとかぶせました。 まだ氣温が安定しないので、発芽してある程度育つまでの数日間、てるみ師匠にいただいたシルバーシートをかけることにしました。 この日、なんともタイミングよく地元の十二所神社の春祭りがあるとのこと!農作業の途中で神様に挨拶にかけつけました。 大きな岩山の麓に広がるわたしたちの地域は「稲生 いのう」といいます。稲が生まれる所☆どうか今年もわたしたちの農の営みをお見守りください。。。✨ ...

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茅葺き円形道場を建てる 〜その1

2022年3月7日、満を持して、本日、道場の建設着工しましたーっ!!1日で無事、最初の六角形の骨組みがほぼ立ちました◎ そして実際建ててみると、なんという圧倒感!!六角形の空間からはとんでもないエネルギーが感じられます! 初めの六角形。2人で1日がかりで建てました! なんだかすごいものを作ってる感が出てきましたよ=333 取り憑かれたように柱を組み立てる2人の姿をコチラの動画でご覧ください。      ↓ https://youtu.be/22fwiXoZu7o ところで、道場の柱は全てほぞ継ぎで組まれていきます。太さの異なる丸太に120度(6角形だから)にほぞ穴を施すのは、わかる人にしかわからない複雑さ。几帳面に測定と確認を繰り返し、コツコツと全ての柱のほぞ穴を準備してきたベンジャミン。 柱一本一本をコツコツ丁寧に準備 実際建ててみて、全ての各接合部分がぴったりハマり、本人もびっくり!笑 その他にも、竹の足場や諸々の道具や仕掛けを用意し、夫婦2人だけでも建てられるようにと抜かりなく段取りしたベンジャミン、こりゃブラボーだと言うしかない! さてここから3週間、ベンジャミンは次の六角形を接合する準備をコツコツ進めます。 次の6本の柱をつなぐ準備 そして、3月31日、ついに次の六角形の柱を建てましたーっ! 順調、順調!! これで合計12本の柱が建ちました。ここまでくると、かなり骨組みの強度が高まっています。 残すはあと12本の柱。ここからは一本一本接合していきます。 〜つづく〜 数々のベンの神業はコチラの動画でご覧ください ↓ https://youtu.be/qVhF9sxD-9s ...

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はじまりはペヨーテだった 最終回

目の前にはペヨーテとバナナと水。 いよいよ私オリジナルの成人の儀式が始まった。 真剣なお祈り(オリジナル)をして、ペヨーテを思い切ってかじった。 「・・・ぐっ、うぐっっ。。。」 両方顎の奥からジュルジュルと変な唾液が上がってきた。同時に、腹筋と横隔膜がグゴッグゴッと大きく波打ち始めた。 「おぇぇっ。。。」 思いっきり吐き出した。 これまで体験したこともないようなおそろしいほどの不味さと、不氣味な食感に、全身が全力で拒否反応を示していた。 本能が、これは身体に入れてはいけないものだと警報を鳴らしていた。 初トライのひとかじり目から、あまりにも衝撃的だった。 「オレ、絶対、無理。」友人はあっさりと敗北を認めた。そして始めからこうなるだろうとわかっていたかのように、ゴロンと横になって、持参していた本(大地の子) を読み始めた。 残された私とペヨーテ。。。 厳しい戦いになると腹をくくった。 そうだ、バナナがあった! バナナを一口かじり、すかさずペヨーテを少しかじり、ガジガジ噛んで飲み込んだ。 「・・・ぐっ、グッ、グッ、グオエェェッ。」 また吐き出した。 腹筋と横隔膜が怒っているかのように、グゴングゴンと波打っている。 水で口をゆすいで、冷や汗と涙をふいた。 ふぅ〜っとひと息ついた。 負けてたまるか。 次は、さっきより少量のバナナとペヨーテをすばやくかじって、ガジガジっとやって、すかさず水で流し込んだ。 身体中をぎゅっと縮こませて息をとめた。 ググゥッと動き出す横隔膜を押さえ込んだ。 喉を通った固形物が食道を通り、胃の中に入ったのを感じた。 そう、そのままおさめよ。受け入れよ。 息をとめたまま、念じるように身体に言い聞かせた。 ゆっくりと全身の力をゆるめていった。 身体はしずかだ。 ふぅ、ペヨーテをとうとう私の胃におさめることができたようだ。 しばらく、しずかに何かが身体に起きるのを待った。何も起きない。 やはり、足りないか。。とりあえずあるだけのペヨーテをいただくしかない。 ぐえぐえ言いながら、必死で残りのペヨーテを少しずつ胃に落としこんでいった。 そしてそれは、突然やってきた。 あたりがみるみる眩しくなったかと思うと、 太陽の光が雨のように降り注ぐのが見えた。 驚いて顔をあげた。 あたりはもう、陽の光のシャワーに包まれていた。 同時に、大地に生える草木がゆらゆらと動き出した。光のシャワーに絡みつくようにゆらゆらと上に伸びていく。 ほわんほわんと柔らかいものが顔や腕にからみつく。 シャラシャラと不思議な音が聞こえる。 風だ。 目の前の光のシャワーと植物が、風に踊るようにゆらめいていた。 その不思議な光景に呆然とした。 私にも光は注ぎ、優しく包まれ、時折何かがふわりと撫でていった。 感動で涙が溢れ始めた。 あっちからもこっちからもシャラシャラという音が聴こえていた。 どれくらい経ったのだろう。 「もうそろそろ帰らないと。」 友達が声をかけてきた。 本当はまだまだ優しい光に包まれていたかったのだけれど、自分をとりまく現象も少しずつ薄れてきた頃だった。 「そうやな。」 ぼんやりと帰り支度を始めたその時、砂漠の遠い向こうから誰かがやって来るのが見えた。 手を振っている。どうやら白人のカップルのようだ。 彼らは少しスピードをあげて私たちのところに向かってきた。 「水、水をちょうだい。」 長い間砂漠を歩き続けてきたようだった。 水を持ち上げた時、異様な匂いに吐き氣がした。ポリタンクの匂いだ。 どうやら、嗅覚も敏感になっていたらしい。 そんな水、飲めたもんじゃない。 好きなだけ飲んでくれと水をあげた。 帰り道、遠くに見える山脈が西陽に照らされて、ものすごく美しかったのを覚えている。 まだ感受性が高ぶっていたのだろう。 14キロの道のりなんてへっちゃらだった。 私ひとりの感動的な幸せな世界に入り浸っていた。 友人と白人カップルのことはよく覚えていないが、ひとつだけ覚えているのは、 「自然はこんなにも美しい。」 とつぶやいた私に、 「いや、自然は厳しい。」 白人夫婦が言ったこと。 それは、もうひとつの核心だと思った。 こうして私の二十歳の儀式(オリジナル)は無事遂行された。 ペヨーテの儀式は、 私たちの通常の五感では感知できていないものがあるということを教えてくれた。 この世は見えないエネルギーのようなものに溢れていて、私たちもそのエネルギーに包まれるようにつながっている。 その体験は、今の私をカタチづくっていく大事なはじめの一歩だったんじゃないかと今になって思うのだ。 おわり ...

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はじまりはペヨーテだった その3

豪快に砂ぼこりをたてながら、私たちを乗せた車は、ペヨーテが自生するという砂漠を目指した。 『どうか私が、ペヨーテの力を得るに値する人間でありますよう。』 私は、私自身が勝手に作り上げた儀式に対して、かなり真剣だった。こんなチャンスはもうニ度とないと確信していたし、その時二十歳という人生の節目にあったことがその想いを強くしていた。 そう、それは私の成人の儀式だったのだ。 現地に到着した。 想像していた砂だけの砂漠とは違い、所々低木や様々な種類のサボテンが生えている乾燥した原野。 こんな感じの場所だった。 宿の主人は親切にペヨーテの探し方を教えてくれた。そういえば、私たちは愚かにも、ペヨーテがどんな姿をしているのかさえ知らなかった! 様々な種類のサボテンが自生している中、コレだよ。とひとつ見つけてくれた。彼の助けが無いとペヨーテ探しは無理だったかもしれない。それは、初心者には絶対わからないと言いきれるほどわかりにくい生え方をしていた。 自身の儀式に真剣に向き合っていた私は、ペヨーテを自分で見つけるところから試練だと思っていたので、さらに自分でペヨーテを探した。なかなか見つけられなくて、太陽に照らされる砂漠の中をウロウロと必死になって探した。 そしてついに、見つけた! 私についてきた友人は宿の主人が見つけたペヨーテを、私は私自身が見つけたペヨーテを、 いよいよ試す時が来た。 低木に囲まれた比較的居心地の良い場所を選んで、ペヨーテとバナナと水を目の前にセットした。 『ペヨーテよ、どうか私に力をかしてください。』 つづく ...

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はじまりはペヨーテだった その2

『ペヨーテを探しに行こう』 私は意氣揚々と、メキシコシティからアメリカ行きへの列車に乗り込んだ。 その時、車内異様な空氣にギクリとした。ギラギラとした顔つきの男の人ばかりだったのだ。きっとその男たちは北米に仕事を求めて列車に乗っていたのだろう。 Mexico city からChihuahua 砂漠へ 普段私は、バスに乗る時、「Ola!」と愛想よく近くの乗客に声をかけていた。地元人と少しでも心を通わせること、それが街中のスリや悪党を避けるためのひとつの術だった。 しかしこの時ばかりは、若い日本人女の私の存在を知られてはいけない。と瞬時に顔をふせた。幸い、友人(日本人男)が面白がってついてきていたので少し心強かった。そうでなければ列車を降りていたかもしれない。 どのくらいの時間列車に乗っていたのか、どうやってペヨーテがある村の宿にたどり着いたのか、今はよく覚えていない。村の名前さえ記憶にない。 ただ列車を降りる時、夜の真っ暗闇で怖かったことと、同じ列車に乗っていた地元の人の助けがあったことをうっすらと記憶している。 泊まった宿は、乾燥した地域の小さな集落にあった。青いペンキが塗られた簡素な長四角い小屋が、4つほどに区切られ、それぞれの小さな部屋に入口ドアがついていて、その小屋の隣には、小さな売店があった。 翌朝早速、宿の主人にペヨーテを探しに行きたいことを告げた。そしてペヨーテが現地の人にとって神聖な植物であることをよく理解していること、私自身がペヨーテの効力を得られる人間かどうか試してみたいことを、つたないスペイン語で真剣に伝えた。 すると、宿の主人は色々と教えてくれた。ペヨーテは宿から14キロほど離れた砂漠に生えていること。地面ペッタリと生えているからなかなか見つけるのは難しいこと。根っこから抜きとってはいけないこと。 行きは車で連れて行ってあげるから、帰りは歩いて帰りなさい。その前に水とバナナを売店で買っておくように言われた。 言われたとおり、500mlの水のペットボトルとバナナを一房用意した。すると、それを見た主人が「それじゃ足りない!2人で10リットルほど必要だ」という。。。 ええっ!そんなに!? と思ったが、行きは車に乗せてもらえるし、帰りは水を捨てて歩けば良いと10リットルタンクの水を購入した。 こうして、いよいよペヨーテが生える砂漠へ出発することになった。 つづく ...

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はじまりはペヨーテだった その1

二十歳の頃、私はメキシコにいた。 今しかできないことがある。と在学中の大学を半年間抜け出し、やってきた中南米。大学ではスペイン語を履修していたし、中南米の音楽やダンスなど、陽気な文化も好きだった。そしてなにより古代マヤ文明の持つ人智を超えた力に惹かれていた。 初めて長期で滞在する異国の地。食文化や生活様式の違いは興味深く、日々の暮らしそのものが刺激に溢れていた。 とにかくなんでも積極的に体験したかった。語学学校に通いながら、ダンス教室にも通ったし、あちこち観光旅行にも出かけた。 近くはティオティワカン遺跡、遠くはグァテマラのジャングルにあるティカル遺跡までめぐり、マヤ文明の圧倒的スケールを肌で感じた。 もっともっと、留学生でも観光客でもなく、人種の壁も超えてメキシコの空氣に溶け込み、大地そのものとつながるような体験をしたいと思っていた。 そんなある日、語学学校の友人から面白い話を聞いた。 「メキシコシティからアメリカへと向かう鉄道の、途中にある砂漠にペヨーテという幻覚作用をもたらすサボテンがある。先住民たちはこのペヨーテを非常に神聖なものとして様々な儀式に用いていたらしい。」 「ただ、ペヨーテの神聖な力によって正しく意識が拡大されるのは、精神性と霊性の高い者に限られる」と。。。 『これだ!』 と直感的に思った。そして、すぐに旅の手配を整えて、アメリカ行きの鉄道に乗り込んだのだった。 つづく ...

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2021年米づくり 〜温湯消毒→浸種

今年も米づくりの時期がやってきた。 今年はうるち米にハッピーヒルという品種を植えるYO! ハッピーヒルは、自然農法で有名な福岡正信さんが、「終戦直後、ビルマの奥地から日本兵が持ち帰った長稈多粒のモチ種と、日本の穂重型の品種を交配して、1986年に育成固定」したお米だ。 一反ちょっとの田んぼ用に1kgの種籾を購入 おめぐり山の田んぼでは無農薬無除草剤はもちろんのこと、無肥料で米づくりをする。 ハッピーヒルはこの条件下でよく育つとのこと◎ また、玄米で食べて美味とのことで、おめぐり庵の食生活にぴったりなのだ◎ 事前に、味はどんなものかチェックしたかったので5kg購入し、試食してみた。 あっさりと素朴な野生味のある味わいで、私たち好み!「うん、これだ。」と確信。 5kgで5000円。やはり、いい値段するね〜 さて、記念すべき米づくり2021のスタートは4月12日、新月。 月のパワーをもらいながら種籾に目覚めてもらうイメージで☆ 温湯消毒→浸種をした。 今年は塩水選(種籾を塩水につけて、沈んだ籾が良い籾として選抜する方法)は行わず、温湯消毒の際に浮かんだ籾を取り除くだけにした。 温湯消毒は、農薬を使わないでお湯で籾の殺菌をする方法。マニュアルどおりにいくと60度のお湯で10分。しかし、55度にしかならなかったので15分つけた。(でた!いつもの掟破り笑) この温湯消毒の後は、冷水にじゃぶん。すぐにおめぐり山に持っていき、山水にじゃぶん。 水温は11度。積算水温を100度として、100÷11=9.09日間浸種する。 山水に9日間浸水し、その後籾ふり。(浸水した種を土にまく作業)。 ということは4月20日、大安、穀雨の始まりの日。日和も良し。 さてさて、この籾ふりという作業、それはそれは地味で根氣がいるものでして。。。(ちなみにベンはこういうチマチマした作業は苦手) 昨年2020年の籾ふりの様子。母が手伝いに来てくれた。 今年は株間を30cm×30cmにする予定。 稲は一本植えにするとして、30m×18mの田んぼに12000本必要という計算。 (ちなみに昨年の株間は50cm×50cm、1〜2本植え。収穫量が思いの外少なかった。。。山からの冷たい水を使う山間部は株間は狭い方が良いらしい。) 種籾の数が限られているため、去年と同じようにセルトレイで育てることにする。イヌッキーにもらった200穴は36枚と500穴も使いつつ。 昨年の初めての米づくり経験から得た学びを生かして、今年は1年間私たちと宿のお客さんが食べられる収穫量を目指すぞーっ! 自分たちの米づくりスタイルや食の好みに合った「ハッピーヒル」に期待を膨らませつつ、米づくり2021、はじまりはじまり〜☆ ...

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おめぐり山の畑 2020年春

おめぐり山の畑づくりを始めてから、四季がひとめぐりした。 今、改めて畑づくりのこれまでを振り返ってみたいと思う。 私たちがおめぐり山と出会い、その土地を譲り受けたのは2年前(2019年春)。それまで、てるみさんという、70半ばのおばあちゃんが無農薬、無除草剤を30年以上徹底して、山草を刈り2反ほどの米をつくってきたのだ。 2018年の西日本大豪雨は山の小川の底をごっそりと削り取ってしまった。田んぼへの引水が困難になったのをきっかけに、てるみさんは米づくりをやめた。 2019年、田んぼだったその土地には、チドメグサという湿地を好む多年草にべったりと覆われ、ところどころにセリやヨモギが群生していた。 2019年春。てるみさんに土地の案内をしてもらう。 2019年夏。もともと田んぼだった場所。ためしにシソ、マリーゴールド、ひまわりの種を部分的に撒いてみた。チドメグサの勢力がものすごくて、背の高い雑草が生えない! 2020年春。4段ある棚田1段を畑にしよう!と一念発起!畑づくりのはじまりはじまり☆ 畑づくりは私(昌美)の担当、好きなようにやらせてもらうよ〜! 山水が流れてこむ場所はレンコン池に。その水場と周りの湿地はビオトープにしよう。真ん中に畑を眺めて楽しむ歩道を作ろう。曲がりくねった歩道に沿って畝をたててみよう!ジメジメした場所、日陰になる場所にあった野菜や花を植えよう!そうやって、絵を描くように全体のデザインをした。 2020年3月 レンコン池作りの様子 レンコン池に流れ込む山水の通り道。ベンが水路を作ってくれた。 2020年春。全体のデザイン完成! この春、米づくりにも着手。田植え、草取り、稲刈り、脱穀、全て手作業でする米づくりは楽しくもあり、大変でもあり。。。 2020年夏。はじめての米づくりに氣をとられている間に、畑は雑草のジャングル状態に!!初夏の大雨で3回ほど畑は池のようになり、枯れた野菜多出。7月いっぱい続いた梅雨と8月の日照りもきつかった〜。 2020年夏。雑草ジャングルになった畑。 この夏は、トマト、ナス、きゅうり、ズッキーニは不作。ホピコーン、唐辛子、ハバネロ、カボチャ、空芯菜などは収穫できた。そうそう、レンコンは山水が冷たすぎたのか、葉っぱも花も育たず。。。残念! どうやらこの畑づくりの鍵となるのは水!まず水捌けを良くする必要がありそうだと、畑の中に水路を作った。 畑の中を走る水路。このおかげで水問題がかなり軽減! そして現在、2021年春、畑の草が変わった!!チドメグサやセリなどの湿地を好む草が消え、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、カラスノエンドウ、ハコベなどの畑の草が増えた。うんうん、畑らしくなってきたよー。 2021年4月現在。キャベツ、白菜、大根などの春野菜の花が咲く あとはこの草たちとうまく付き合いながら、畑の中の有機物の循環を促しながら、土から生まれる世界を豊かにしていきたい。春の土用はもうすぐ。 ...

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WWOOFer in January ☆Mako

盛りだくさんの10日間を経て、1月のWWOOFerが次のホストさんのところへ旅立ちました。 おめぐり庵ではこれまで何人ものWWOOFerを受け入れてきましたが、実は今回のマコちゃんが初めての日本人でした。そして来月も日本全国から現在4件ものお問い合わせを受けています。(1件のみ採用) コロナ禍の影響なのか、今、日本の若者たちが「自給自足」「農のある暮らし」「持続可能な環境」といったビジョンを持って動き出しているのを感じています。 WWOOFというシステムの軸にもなっている「オーガニックな暮らし」は、今の混沌とした世の中をかえる鍵だと私たちは思っています。それは、まだまだ各地の農村に残っている大地と繋がった人の営み。素朴で誠実な生活。おめぐり庵は、宿泊業やWWOOFホストを通して、そんな暮らしを共有できる場でありたいと思っています。😊 最終日、マコちゃんから手紙をもらいました。「日本の伝統的な暮らしや文化に興味が湧き、もっと知りたいと思うようになった。視野が広がり、たくさんの自分のワクワクを見つけることができた。」というメッセージ、嬉しかったなぁ。マコちゃん、ありゲとう☆また会う日まで!✨ A WWOOFer in January has left for the next place. There are some young Japanese who have started to make action for organic & sustainable life. We are so glad to be a host for those people. 😊 ...

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