山の麓のヒノキの放置林、植えてから一度も間伐されず、ヒョロヒョロに育ったヒノキたち。
その林のヒノキに市場価値は無いらしい。
ところがどっこいこれがちょうど扱いやすい太さで年輪がギュッと詰まってとっても丈夫!!
私たちは、丸太のまま建築材として利用する予定です。
さて、ヒノキの伐採方法として、まず樹木の皮をむいて、立ったまま枯れさせ、伐採するという手法を使います。
「巻き枯らし(立ち枯らし)」というらしいです。
私たちが目をつけた巻き枯らし(立ち枯らし)の利点はコチラ↓
・子供や女性でもできる。
・伐採時、軽くなって運びやすくなる。
・立ったまま乾燥していくので木材倉庫がいらない。
・材木としてそのまま必要な分だけ利用できる。
そう、危険で至難な樹木の伐採の手伝いが誰でも出来るのです!
さて、この皮剥き、実際にやってみました。
まずはヒノキの生命を絶ってしまうお詫びと大切に使わせていただきますという感謝のお祈りから。
夏の間、ヒノキの幹の皮の内側は、根から吸い上げている水でみずみずしく潤っています。
根元に切り目を入れ、引っ張り上げるだけで驚くほど簡単にスルスルと皮が剥げました!
あまりにも呆気なく剥げた皮の内側は、ツルツルでしっとりと湿っていて、
そこにヒノキの生命の営みがまざまざと見えて、心がきゅっとしめつけられました。
ありがとうございます。大切に使わせていただきます。。
何度も謝るように呟きながら作業をすすめました。
このヒノキ林は皆伐をし、この作業の後にはどんぐりの木の苗を植樹する予定です。
今回の作業には、現在宇和島市で「皮むき間伐」という手法で森のお手入れをしている、
「NPO ナナの森」さんの助言もいただきました。
皮むき間伐について、健康な森づくりについてもっと知りたい方はNPO ナナの森のイベントにも参加してみてください。
https://m.facebook.com/nponananomori/
We have been peeling hinoki tree's barks. Then, we will cut and use them when they get dried up in winter. This way of logging is called Makigarashi. Women and kids also can do this work easily.
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