おめぐり山では、ヒノキ林の開拓が始まりました
おめぐり山では、ヒノキ林の開拓が始まりました。

もともとは石積みの段々畑だったこの場所は、もう畑として管理ができない。という理由で、ヒノキが植えられたようです。
土地の所有者は他県にいて、もう30年も間伐もせず手付かずのまま、ヒョロリと育ったヒノキの市場価値はゼロ。
私たちはこの山のヒノキを全伐採し、様々な種類の樹を植え、より自然な森にしていこうとしています。
ヒノキ林はある程度育つと、下に雑草や他の植物が生えず、草刈りの手間が省けるという利点があります。
高齢化が進む近隣では、土地を管理できなくなっても荒地にならないようにと
杉やヒノキを植える人が少なくありません。
だけど、放置されたヒノキ林は植生が単一化し、地盤が弱くなるばかり。
さらに野生動物の住処の減少や花粉増加の原因になります。
ヒノキ植えるならクヌギを!と言いたいところですが、
クヌギは落葉したり、他の植物が育ちやすかったりして手間がかかり、
高齢の方にとっては、やっぱり管理が難しいのでしょう。
やっぱり里山が里山であるためには、自然に寄り添った人の暮らしがあってこそ。
若者に里山暮らしの豊かさを知って欲しいなぁ。暮らしの中に生命を感じるよ。
Our mountain project has started. We will cut slender hinoki trees and re plant more natural variety of trees.

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